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学習メニュー

英語で会議に出るための準備4週間メニュー

英語の会議に出ることが決まっている、あるいはその可能性が高い社会人向けに、4週間で準備する学習メニューをまとめました。対象は「英語の基礎文法は一通り学んだが、会議という特定の場面での発話に不安がある」という方です。1日の学習時間は30〜45分を想定しています。

全体像:4週間のステージ

会議英語は「聞き取る」「意見を言う」「反応する」「仕切る・質問する」という4つの力に分けて準備すると効率的です。1週間ごとに重点を変えていきます。

週テーマゴール
1週目リスニングと基本フレーズの土台作り会議の進行を聞いて流れを追える
2週目意見を述べる・賛成反対を言う自分の意見を一文で言える
3週目質問・確認・言い換え聞き取れなかった部分を聞き返せる
4週目実践シミュレーション想定質問に即興で2〜3文答えられる

各週とも「完璧にできるようになる」ことを目指すのではなく、「会議の中で使う場面が来たときに体が反応する」レベルを目安にしています。

1週目:リスニングと基本フレーズ

最初の1週間は、会議特有の言い回しに耳を慣らすことに専念します。知らない単語を調べる作業よりも、同じフレーズを繰り返し聞く時間を優先してください。

日内容時間到達目安
1日目会議の進行フレーズ10個を音読(下記リスト参照)30分10個中7個を見ずに言える
2日目ビジネス英語のポッドキャストで会議シーンを1本聞く30分話者が何人いるか把握できる
3日目1・2日目の復習+シャドーイング30分聞いた音声の8割を口に出せる
4日目新しい進行フレーズ10個を追加30分合計20個のうち半分を即答できる
5日目会議動画(字幕あり)を1本、字幕なしで再視聴40分話の大枠(議題・結論)がつかめる
6日目今週のフレーズを使って1人で架空の会議を仕切る練習20分開始・進行・終了の流れを一通り言える
7日目復習日(苦手なフレーズのみ)20分特になし(調整日)

つまずいたときの代替案
聞き取りが全く進まない場合は、速度を落とした音声(0.75倍速など)に切り替えてください。それでも厳しい場合は、スクリプトを先に目で読んでから音声を聞く順番に変更すると負担が減ります。無理に毎日新しい音源を使わず、同じ音源を3日間繰り返すほうが定着します。

1週目で使う進行フレーズの例

Shall we get started.
始めましょうか。

Let’s move on to the next item on the agenda.
次の議題に移りましょう。

Could you walk us through the current status.
現状について説明していただけますか。

I think that covers everything for today.
本日はこれで以上かと思います。

2週目:意見を述べる・賛成反対を言う

2週目は「黙って聞いているだけ」から一歩進み、短くても自分の意見を言えることを目指します。長い文を作ろうとせず、まず一文で済ませる練習から始めます。

日内容時間到達目安
8日目意見表明のフレーズ10個を音読30分自分の仕事に関する意見を1文作れる
9日目賛成・反対のフレーズ10個を音読30分賛成/反対を理由付きで言える
10日目1・2日目のフレーズを使い、架空の議題に意見を言う練習30分1つの議題に2文以上で反応できる
11日目婉曲に反対するフレーズを追加学習30分強く否定せず意見を言える
12日目英語ニュース記事を1本読み、賛否を英語で言ってみる40分理由を含めて30秒話せる
13日目今週のフレーズを使った模擬発言を録音して聞き直す30分詰まった箇所を自分で把握できる
14日目復習日20分調整日

つまずいたときの代替案
意見がとっさに出てこない場合、英語で考える前に日本語で一言メモを作ってから英訳する手順に変えてください。最初から英語で考えようとすると止まってしまう人が多いので、「日本語で結論→英語で一文」という順番に慣れることを優先します。

2週目で使う意見表明フレーズの例

I’d like to add one point.
一点付け加えたいのですが。

From my perspective, this approach makes sense.
私の見解では、この方法は理にかなっています。

I see your point, but I have a slightly different view.
おっしゃることは分かりますが、私は少し違う考えを持っています。

I’m not entirely convinced about this plan.
この計画については完全には納得していません。

3週目:質問・確認・言い換え

会議で最もつまずきやすいのは、相手の発言が聞き取れなかったときの対応です。3週目はここに集中します。聞き返すフレーズを覚えておくだけで、会議への苦手意識はかなり下がります。

日内容時間到達目安
15日目聞き返し・確認フレーズ10個を音読30分聞き取れなかった時に即座に1つ使える
16日目言い換えを頼むフレーズ10個を音読30分専門用語を避けた説明を頼める
17日目質問フレーズ10個を音読30分会議中に1つ質問を作れる
18日目音声素材を使い、わざと聞き取れないふりをして聞き返す練習30分自然なタイミングで割り込める
19日目議事録サンプルを読み、要点をまとめる練習40分3行で要約できる
20日目1〜3週目の総復習テスト(自作)40分全体の7割に答えられる
21日目復習日20分調整日

つまずいたときの代替案
聞き返すこと自体に抵抗がある場合は、まず日本語の会議でも使っている「すみません、もう一度お願いします」に相当する一言を先に用意しておくと心理的なハードルが下がります。英語力の問題ではなく、割り込むタイミングの問題であることが多いので、録音した会議音声を使って「ここで割り込む」練習を繰り返すと効果的です。

3週目で使う確認フレーズの例

Could you say that again, please.
もう一度おっしゃっていただけますか。

Sorry, could you clarify what you mean by that.
すみません、それはどういう意味か明確にしていただけますか。

Just to confirm, are we saying that the deadline is next Friday.
確認ですが、締め切りは来週の金曜日ということでよろしいですか。

Could you break that down a bit more.
もう少し詳しく説明していただけますか。

4週目:実践シミュレーション

最終週は、これまでのフレーズを組み合わせて実際の会議に近い形で練習します。1人で行う場合でも、役割を分けて進行役と発言者を演じ分けると効果が高まります。

日内容時間到達目安
22日目想定される議題を1つ決め、アジェンダを英語で書く30分箇条書き3〜5項目を英語で書ける
23日目議題に対する自分の意見を声に出して準備30分1分間、原稿なしで話せる
24日目想定質問リストを作り、回答を準備40分質問5つに即興で答えられる
25日目模擬会議を録音(1人2役)40分開始から終了まで通せる
26日目録音を聞き直し、詰まった箇所のフレーズを補強30分弱点を3つ以上特定できる
27日目弱点フレーズの集中練習30分弱点が半分に減る
28日目総仕上げ:模擬会議を再録音して比較40分1週目の自分との違いを実感できる

つまずいたときの代替案
1人で模擬会議をするのが難しい場合は、オンライン英会話のレッスンで「今日は会議のロールプレイをしたい」とリクエストする方法があります。多くのオンライン英会話サービスはフリートークやテーマ設定に対応しているため、申し込み時に相談できるか各サービスの公式サイトで確認してください。

会議でそのまま使える表現のまとめ

4週間の学習で繰り返し出てきたフレーズを場面別に整理しました。会議の前にこの一覧を見直すだけでも、頭の中での準備になります。

進行を仕切るとき

Let’s get back on track.
本題に戻りましょう。

We’re running short on time, so let’s wrap up.
時間が押しているので、まとめに入りましょう。

意見を控えめに述べるとき

It might be worth considering an alternative approach.
別の方法を検討する価値があるかもしれません。

I wonder if we should look at this from a different angle.
これを別の角度から見てみるべきかもしれません。

会議を締めるとき

Let’s summarize the action items before we finish.
終わる前にアクションアイテムをまとめましょう。

Thank you all for your time today.
本日はお時間をいただきありがとうございました。

進め方のコツと注意点

このメニューは4週間で区切っていますが、進み具合には個人差があります。特に3週目の「聞き返し」は精神的なハードルが高く、ここで足踏みする人が多い部分です。その場合は1週間分を2週間に延ばしても問題ありません。大切なのは、会議本番までに「よく使うフレーズが体に馴染んでいる」状態を作ることであり、スケジュール通りに終えることではありません。

また、このメニューだけで会議が完全にこなせるようになるとは限りません。実際の会議には業界特有の用語や、話者ごとの話し方の癖なども関わってきます。学習メニューはあくまで土台作りとして活用し、本番前には可能であれば議題や参加者について事前に情報を集めておくことをおすすめします。