買い物と会計で使う英会話フレーズと例文
海外の店舗やオンラインショップの実店舗窓口で買い物をするとき、フレーズをいくつか覚えておくだけでやり取りがスムーズになります。ここでは入店から会計まで、場面ごとに使えるフレーズを20個ほど紹介します。フォーマル度合いと、店員から返ってきやすい典型的な返答もあわせて確認してください。
入店時によく聞かれる声かけと返答
店に入るとまず店員が話しかけてきます。ここで戸惑わないための受け答えを覚えておきます。
店員からの声かけ
“Hi, how are you doing today?”
(こんにちは、今日はいかがですか)
これは挨拶に近いもので、深い意味はありません。“Doing”の部分は弱く発音され、実際には「ハウユードゥーイン」のように聞こえます。
よくある返答
“I’m good, thanks. Just looking around.”
(元気です、ありがとう。ちょっと見ているだけです)
“Just looking” だけでも十分通じますが、“thanks” を添えると柔らかい印象になります。声をかけられてすぐに立ち去りたくない場合の定番フレーズです。
“Actually, I’m looking for a birthday gift.”
(実は誕生日プレゼントを探しています)
具体的に探し物がある場合は、こう答えると店員が案内してくれます。“Actually” は「実は」というニュアンスを添える便利な出だしの言葉です。
商品を探すときのフレーズ
店員に尋ねる
“Excuse me, do you have this in a different color?”
(すみません、これの違う色はありますか)
“in a different color” の “in” は「〜という色で」という意味で使われます。日本語の発想にない前置詞なので、フレーズごと覚えるのがおすすめです。
“Where can I find the sale items?”
(セール品はどこにありますか)
セールは “sale”、値引き品は “discounted items” や “clearance items” とも呼ばれます。店の入り口近くに “Clearance” というコーナー表示があることも多いです。
“Is this available in a larger size?”
(これはもっと大きいサイズがありますか)
サイズについては後述しますが、“available” は「在庫がある」という意味で買い物英語では頻出の単語です。
店員からの典型的な返答
“Let me check in the back.”
(奥(在庫室)を確認してきますね)
“I’m afraid we’re out of stock on that one.”
(申し訳ありませんが、それは在庫切れです)
“out of stock” は在庫切れの定番表現です。逆に在庫があるときは “in stock” と言います。
試着室で使うフレーズ
試着したいとき
“Can I try this on?”
(これを試着してもいいですか)
“try on” は服や靴を試着するときの決まった言い方です。“try” だけでは食べ物を試す意味に取られることもあるので、必ず “on” をつけます。
“Where’s the fitting room?”
(試着室はどこですか)
アメリカでは “fitting room”、イギリスでは “changing room” と呼ばれることが多いです。地域による呼び方の違いも知っておくと戸惑いません。
店員からの案内
“The fitting rooms are right over there.”
(試着室はあちらにございます)
“How does it fit?”
(サイズ感はいかがですか)
試着後にこう尋ねられたら、以下のように答えます。
“It’s a bit tight around the shoulders.”
(肩まわりが少しきついです)
“It fits perfectly.”
(ぴったりです)
サイズ・色・素材を確認するフレーズ
サイズについて
“What size is this?”
(これは何サイズですか)
海外のサイズ表記は日本と異なるため、“What size would that be in Japanese sizing?”(日本のサイズだといくつになりますか)と聞くと親切に対応してもらえることがあります。
色・素材について
“What material is this made of?”
(これは何の素材でできていますか)
“Is this machine washable?”
(これは洗濯機で洗えますか)
衣類を買う際に確認しておくと後々便利な質問です。“machine washable” はタグにもよく印字されている表現なので、合わせて覚えておくと読解にも役立ちます。
値段や割引について尋ねるフレーズ
海外では、市場や個人商店では値引き交渉ができる場合がありますが、チェーン店やデパートでは基本的に交渉はできません。場面に応じて使い分けます。
カジュアルな市場などで
“Can you give me a discount?”
(少し安くしてもらえますか)
“Is this your best price?”
(これが最安値ですか)
こうした表現は観光地の露店や市場向けで、デパートやブランド店では使いません。丁寧さよりも「交渉の場」であることを前提にしたフレーズです。
フォーマルな場面での確認
“Is this item on sale?”
(この商品はセール中ですか)
“Do you have any coupons or promotions available?”
(何かクーポンやキャンペーンはありますか)
こちらはどんな店舗でも使える聞き方です。押しつけがましくなく、店員も答えやすい表現です。
レジで使う会計フレーズ
会計の意思を伝える
“I’ll take this one.”
(これをください)
“take” は「購入する」という意味で使われ、“buy” よりも自然な口語表現です。レジに商品を持っていくときにそのまま使えます。
“Can I pay here?”
(ここで支払いできますか)
セルフレジと有人レジが混在する店では、この一言で案内してもらえます。
店員からの定番の質問
“Did you find everything okay?”
(お探しのものは見つかりましたか)
レジでよく聞かれる決まり文句です。深い意味はなく、“Yes, thank you.” と返すだけで十分です。
“Would you like a bag?”
(袋はご入用ですか)
海外ではレジ袋が有料の地域も多く、“No, I’m good, thanks.” (いいえ、大丈夫です)や “Yes, please.” (はい、お願いします)と答えます。
支払い方法を伝えるフレーズ
“I’ll pay by card.”
(カードで払います)
“Do you accept cash?”
(現金は使えますか)
キャッシュレス化が進んだ店舗では現金不可の場合もあるため、事前に確認すると安心です。
“Can I split the payment between two cards?”
(支払いをカード2枚に分けられますか)
高額な買い物の際に使う表現です。対応可否は店舗によって異なるため、断られても不自然ではありません。
店員からの案内
“Please insert or tap your card.”
(カードを挿入するかタッチしてください)
“insert” は差し込み型、“tap” は非接触決済を指します。この表現を知っておくと、支払い端末の指示に戸惑いません。
返品・交換のフレーズ
購入後に問題があった場合の表現も押さえておくと安心です。
“I’d like to return this, please.”
(これを返品したいのですが)
“return” は「返品する」という意味で、レシートが必要になることが多いため、“Do I need the receipt?”(レシートは必要ですか)と合わせて確認しておくとよいです。
“Can I exchange this for a different size?”
(これを違うサイズに交換できますか)
店員からの返答
“Sure, do you have the receipt with you?”
(もちろんです、レシートはお持ちですか)
“I’m sorry, this item is final sale.”
(申し訳ありませんが、この商品は返品不可です)
“final sale” はセール品などに多い「返品・交換不可」の表示です。購入前にタグや値札を確認しておくとトラブルを避けられます。
フレーズを覚えるときのポイント
買い物の英会話は、店員から返ってくる言葉のパターンが限られているため、質問と返答をセットで覚えておくと実践的です。特に “out of stock”、“try on”、“final sale” のような決まり文句は、単語だけでなく塊(チャンク)として口に出して練習すると、とっさの場面でも自然に出てきやすくなります。発音に不安がある場合は、音声つきの辞書アプリや発音学習サービスで実際の音を確認しながら練習することをおすすめします。