病院や薬局で使う英会話フレーズと例文
海外で体調を崩したとき、言葉が出てこないと不安が増してしまいます。ここでは病院の受付から診察、薬局でのやり取りまで、実際の会話の流れに沿って使える表現をまとめました。症状の伝え方は特に表現の幅が必要になるため、やや多めに扱っています。
受付・予約で使うフレーズ
病院に着いてまず必要になるのが、受付での基本的なやり取りです。
1. I’d like to make an appointment to see a doctor.
(医師の診察の予約をしたいのですが)
“appointment” は「予約」全般に使う単語で、レストランの予約(reservation)とは区別されます。病院や美容院など「人と会う約束」には appointment を使うと覚えておくと迷いません。
相手の返答例:
“Sure, what seems to be the problem?”(かしこまりました。どのような症状ですか)
2. I don’t have an appointment, but is it possible to see a doctor today?
(予約はしていないのですが、今日診てもらうことは可能ですか)
飛び込みで受診したい場合に使います。“Is it possible to…” は丁寧に可能性を尋ねる言い方で、ビジネスの場でも使える表現です。
3. I’m here for my 10 o’clock appointment.
(10時に予約している者です)
受付で名乗る前に、まずこの一文を伝えるとスムーズに案内してもらえます。
4. Do you accept my insurance?
(私の保険は使えますか)
海外旅行保険や現地の保険証を持っている場合に確認する一言です。“accept” はここでは「受け付ける、使える」という意味で使われています。
5. Could you fill out this form, please?
(この用紙にご記入いただけますか)
これは受付側からよく言われる表現です。問診票を渡されたときの決まり文句なので、聞き取れるようにしておくと戸惑いません。
症状を伝えるフレーズ
診察室に入ってからは、症状を具体的に説明する必要があります。痛みの種類や期間まで伝えられると、診断の助けになります。
6. I have a fever and a sore throat.
(熱があって、のどが痛いです)
“sore throat” は「のどの痛み」を表す定番表現です。“sore” は筋肉や関節の痛みにも使えるので、“I have a sore back”(背中が痛い)のように応用できます。
7. I’ve had a headache since yesterday.
(昨日から頭痛があります)
現在完了形を使うことで「いつからその状態が続いているか」を自然に伝えられます。症状の説明では、この “I’ve had…” の形がよく使われます。
8. The pain comes and goes.
(痛みが出たり引いたりします)
断続的な痛みを説明するときの便利な言い回しです。反対に、ずっと続く痛みは “It’s a constant pain.” と表現します。
9. It hurts when I move my arm.
(腕を動かすと痛みます)
“it hurts when…” の形で、どの動作で痛むかを具体的に伝えられます。発音は hurts の最後の “ts” をはっきり発音すると聞き取ってもらいやすくなります。
10. I feel nauseous and a bit dizzy.
(吐き気とめまいがあります)
“nauseous” は「ノーシャス」に近い発音で、吐き気を表す語です。乗り物酔いや体調不良の際によく使われます。
11. I’m allergic to penicillin.
(ペニシリンにアレルギーがあります)
アレルギーの申告は診察や投薬の安全に直結するため、覚えておくべき最重要フレーズのひとつです。“allergic to ~” の形で、花粉やナッツなど他のアレルゲンにも応用できます。
12. I’m currently taking blood pressure medication.
(現在、血圧の薬を服用しています)
持病の薬がある場合は、診察の早い段階で伝えておくと安全です。“currently” を入れることで「今現在」飲んでいることが明確になります。
診察中のやり取りと医師への質問
医師から質問されたときの受け答えと、こちらから聞きたいことを尋ねる表現です。
13. How long have you had these symptoms?
(この症状はいつからありますか)
これは医師からよく聞かれる質問です。答えるときは “Since Monday.”(月曜日からです)や “For about three days.”(3日ほど前からです)のように期間で答えます。
14. Is it serious?
(深刻な状態でしょうか)
診断結果を聞いたあとに不安なときに尋ねる一言です。率直な表現なので、カジュアルな場面にもフォーマルな場面にも使えます。
15. What do you think is causing this?
(原因は何だと思われますか)
医師の見立てを尋ねる質問です。断定的に聞こえないよう “What do you think” を使うことで、柔らかい聞き方になります。
16. Do I need any tests, like blood work or an X-ray?
(血液検査やレントゲンなど、検査は必要でしょうか)
“blood work” は血液検査を指すカジュアルな表現で、医療現場でも日常的に使われます。
17. How long will it take to recover?
(回復までどのくらいかかりますか)
治療の見通しを尋ねる表現です。返答としては “It should clear up in a week or so.”(1週間ほどで良くなるはずです)のような答えが返ってくることが多いです。
医師からの返答で覚えておきたい表現もあります。
| 医師の発言 | 意味 |
|---|---|
| Let me take a look. | 診察させてください |
| I’ll prescribe you some medication. | お薬を処方します |
| You should rest for a few days. | 数日間安静にしてください |
| I’d like to refer you to a specialist. | 専門医を紹介します |
薬局で使うフレーズ
処方箋を持って薬局に行ったとき、また市販薬を買うときの表現です。
18. I’d like to fill this prescription, please.
(この処方箋で薬をお願いします)
“fill a prescription” は「処方箋通りに薬を調剤してもらう」という意味の決まった言い方です。カジュアルな場面でも使える自然な表現です。
19. How many times a day should I take this?
(これは1日に何回飲めばいいですか)
服用方法の確認は必須です。返答としては “Take one tablet three times a day after meals.”(1日3回、食後に1錠服用してください)のような形で指示されます。
20. Are there any side effects I should know about?
(知っておくべき副作用はありますか)
薬剤師に安全面を確認する質問です。“side effect” は「副作用」を表す基本語彙なので、この機会に覚えておくと便利です。
21. Do you have something for a cold, like cough syrup or throat lozenges?
(風邪薬はありますか、咳止めシロップやのど飴のような)
市販薬を探すときのカジュアルな聞き方です。具体的な症状名(a headache, a stomachache, allergies など)に置き換えて応用できます。
22. Can I take this with my other medication?
(これを他の薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか)
薬の飲み合わせを確認する重要な質問です。服用中の薬がある場合は必ず確認しておくと安心です。
フォーマルとカジュアルの使い分け
病院や薬局での会話は基本的に丁寧な表現が中心になりますが、場面によって少し硬さを調整できます。
- 受付や初対面の医師には “Could you…” “I’d like to…” など丁寧な依頼表現を使う
- 症状を率直に伝える場面では “It hurts.” “I feel sick.” のような直接的な表現で問題ない
- 薬剤師とのやり取りは説明を求める場面が多いため、“Could you explain…” “What should I do if…” のように質問形を中心にすると自然
いずれの場面でも、症状を正確に伝えることが最優先です。言葉に詰まった場合は “I’m sorry, I don’t know how to explain this in English. Could you ask me yes-or-no questions?”(英語でうまく説明できません。はい・いいえで答えられる質問にしていただけますか)と伝えると、会話をスムーズに進められます。
体の部位や症状の単語を事前に書き出しておくと、緊張する場面でも落ち着いて伝えやすくなります。持病やアレルギーの情報は、英語のメモや翻訳アプリの画面を見せる形でも十分に伝わります。表現を覚えることと合わせて、伝える手段を複数用意しておくことも安心につながります。