謝罪と感謝を伝える英会話フレーズ20選と例文
謝罪と感謝は、どちらも人間関係を円滑にするために欠かせない表現です。英語では場面やフォーマル度によって使う言葉がかなり変わるため、状況に合わないフレーズを使うと不自然に聞こえたり、逆に軽く受け取られてしまうこともあります。ここでは謝罪と感謝それぞれについて、フォーマルな場面とカジュアルな場面に分けてフレーズを紹介します。
謝罪を伝えるフレーズ(フォーマル編)
ビジネスメールや取引先との会話、目上の人への謝罪で使える表現です。
I apologize for the inconvenience.
ご不便をおかけして申し訳ございません。
apologize は「アポロジャイズ」と、2音節目にアクセントを置きます。sorry よりも改まった印象を与えるため、ビジネスメールの定番フレーズです。
I sincerely apologize for the delay.
遅れたことを心よりお詫び申し上げます。
sincerely を加えることで謝罪の重みが増します。社内でのミスや納期遅延の連絡でよく使われます。
Please accept my apologies.
どうかお許しください。
やや硬い表現で、口頭よりも書面での使用が目立ちます。相手が目上の場合や、重大なミスを謝る場面に適しています。
I owe you an apology.
あなたに謝らなければなりません。
owe(借りがある)を使うことで、自分の非を認めている姿勢がはっきり伝わります。対面での謝罪にも使えます。
My apologies for the confusion.
混乱を招き申し訳ございません。
My apologies はやや簡潔で、メールの書き出しにも使いやすい表現です。for の後には名詞または動名詞が続きます。
It was entirely my fault, and I take full responsibility.
すべて私の落ち度で、全責任を負います。
ミスの原因が自分にあると明確に認める表現です。ビジネスの場で信頼回復のために使われます。
これらのフォーマルな謝罪表現に対して、相手からは次のような返答が返ってくることが多いです。
- Don’t worry about it.(気にしないでください)
- No problem at all.(まったく問題ありません)
- Thank you for letting me know.(知らせてくれてありがとうございます)
- These things happen.(こういうことはよくあります)
謝罪を伝えるフレーズ(カジュアル編)
友人や家族、同僚とのくだけたやり取りで使う表現です。
I’m sorry.
ごめんなさい。
最も基本的な謝罪表現ですが、トーンによって重さが変わります。語尾を下げてゆっくり言うと真剣な謝罪に、軽く言うと「あ、ごめん」程度のニュアンスになります。
Sorry about that.
それはごめんね。
ちょっとした失敗や予定の変更などに使うカジュアルな表現です。知人同士の会話で自然に使えます。
My bad.
ごめん、私のミスだった。
アメリカの口語でよく使われる表現で、軽いミスを認めるときに使います。フォーマルな場面では避けた方が無難です。
I didn’t mean to upset you.
あなたを怒らせるつもりはなかった。
意図していなかったことを強調する表現で、誤解から生まれた謝罪に向いています。
I should have called you earlier.
もっと早く電話するべきだった。
should have + 過去分詞で「〜すべきだった」という後悔を表します。発音は「シュドゥブ」と短く崩れることが多いです。
It won’t happen again.
もう二度としません。
再発防止を約束する一言で、謝罪の締めくくりとしてよく使われます。
カジュアルな謝罪に対する典型的な返答は次のようなものです。
- No worries.(気にしないで)
- It’s all good.(大丈夫だよ)
- Don’t sweat it.(気にするな)
- That’s okay, really.(本当に大丈夫だから)
感謝を伝えるフレーズ(フォーマル編)
お礼状やビジネスメール、目上の人への感謝で使える表現です。
Thank you very much for your help.
ご協力いただき誠にありがとうございます。
Thank you だけよりも very much を加えることで丁寧さが増します。ビジネスメールの締めくくりに頻出します。
I really appreciate your support.
ご支援に心から感謝いたします。
appreciate は「アプリーシエイト」と発音し、thank より少し改まった響きがあります。support の部分を assistance や time に置き換えても使えます。
I can’t thank you enough.
感謝してもしきれません。
強い感謝を表すイディオムで、相手が大きな助けをしてくれたときに使います。日常でも使えますが、やや大げさに聞こえる場合もあるため状況を選びます。
I’m truly grateful for your guidance.
ご指導に心より感謝申し上げます。
grateful は形容詞で、I’m grateful for の後に名詞を続けます。目上の人への感謝状やスピーチで使われる表現です。
Please accept my sincere gratitude.
心よりの感謝をお受け取りください。
Please accept my apologies と対になる形の表現で、フォーマルな書面向けです。
これらに対する返答としては次の表現がよく使われます。
- You’re very welcome.(どういたしまして)
- It was my pleasure.(お役に立ててうれしいです)
- I’m glad I could help.(お力になれて良かったです)
- Anytime.(いつでもどうぞ)
感謝を伝えるフレーズ(カジュアル編)
友人や同僚との日常会話で使う、くだけた感謝表現です。
Thanks a lot.
どうもありがとう。
日常でよく使われる表現ですが、トーンによっては皮肉に聞こえることもあるため、笑顔や明るい声で言うのがポイントです。
Thanks a million.
本当にありがとう。
大げさな表現で、親しい間柄で冗談めかして使うことが多いです。
I owe you one.
借りができたね。
相手に助けてもらったときに使う口語表現で、「今度何かお返しするね」というニュアンスが含まれます。
You’re a lifesaver.
本当に助かったよ。
直訳すると「命の恩人」ですが、日常では大げさな感謝の意味で軽く使われます。
That’s very kind of you.
親切にありがとう。
やや丁寧ですが、友人同士でも自然に使える表現です。相手の行動そのものを褒める意味合いが強いです。
Appreciate it.
助かるよ。
I appreciate it を省略した形で、男性同士のカジュアルな会話でよく聞かれます。
カジュアルな感謝に対する返答例は以下の通りです。
- No problem.(問題ないよ)
- Sure thing.(もちろん)
- Don’t mention it.(気にしないで)
- Anytime, really.(いつでも本当にいいよ)
謝罪と感謝を組み合わせる場面
実際の会話では、謝罪と感謝が同時に求められる場面もあります。たとえば遅刻した後に待ってくれたことへのお礼を伝える場合です。
I’m sorry for being late, and thank you for waiting.
遅れてごめんなさい、待っていてくれてありがとう。
I apologize for the trouble, and I really appreciate your patience.
ご迷惑をおかけして申し訳ございません、そしてご辛抱いただき感謝いたします。
このように謝罪の後に感謝を添えると、単なる謝罪で終わらず、相手の対応への配慮も伝わります。ビジネスメールでは特に、謝罪だけで終わらせず感謝の一文を加えることで印象が和らぎます。
フレーズを覚える際は、フォーマルかカジュアルかという軸だけでなく、相手がどのような返答をしてくれるかもあわせて確認しておくと、実際の会話で戸惑うことが少なくなります。状況に応じて使い分けながら、少しずつ声に出して練習してみてください。