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リスニング台本

レストラン注文の英語リスニング練習3本セット

レストランでの注文は、旅行や出張はもちろん、日常会話の練習としても定番の場面です。ここでは実際の会話でよく使われる言い回しを盛り込んだスクリプトを3本用意しました。どれも1分程度で読み上げられる長さです。まずは音声なしで黙読し、次に自分で声に出して読み、可能であれば音声読み上げソフトなどで音を聞きながらシャドーイングしてみてください。

スクリプト1:席に着いてからの基本的な注文

カジュアルなレストランで、店員が注文を取りに来る場面です。飲み物と料理の注文という、もっとも基本的な流れを扱います。

A(店員)/ B(客)

A: Hi there, welcome in. Can I start you off with something to drink?
B: Yes, I’ll have an iced tea, please.
A: Sure thing. And are you ready to order, or do you need a few more minutes?
B: I think we’re ready. I’d like the grilled chicken sandwich, and could I get a side salad instead of fries?
A: Of course, that’s no problem at all. Anything else?
B: That’s it for now, thank you.
A: Great, I’ll get that right in for you.

日本語訳

A:いらっしゃいませ。まずお飲み物からお伺いしてもよろしいですか。
B:はい、アイスティーをお願いします。
A:かしこまりました。ご注文はお決まりですか、それとももう少しお時間が必要ですか。
B:もう決まっていると思います。グリルチキンサンドイッチをお願いします。それと、ポテトの代わりにサイドサラダに変更できますか。
A:もちろんです、問題ありません。他にご注文はありますか。
B:今のところ以上で大丈夫です、ありがとうございます。
A:かしこまりました、すぐにご用意いたします。

聞き取りにくい音の連結(リエゾン)解説

  • Can I start you off は「キャナイ・スターチュ・オフ」のように聞こえます。Can I がつながって「キャナイ」となり、start you も「スターチュ」とtとyがくっついて音が変化します。
  • are you ready は「アーユー・レディ」ではなく「アーユレディ」のように一気に発音されることが多いです。areとyouの間の音がなめらかにつながります。
  • get that right in は「ゲッダッ・ライティン」のように、tの音が弱くなり次の音とつながって聞こえます。
  • that’s it for now は「ザッツィッ・フォーナウ」のように、it forのtとfがつながって一気に発音されます。

内容理解の設問

  1. What did the customer order to drink?
  2. What sandwich did the customer choose?
  3. What did the customer ask to substitute for the fries?

解答

  1. An iced tea.(アイスティーを注文しました。)
  2. The grilled chicken sandwich.(グリルチキンサンドイッチを選びました。)
  3. A side salad.(サイドサラダに変更するよう頼みました。)

スクリプト2:ファストフード店でのカウンター注文

カウンターで注文するタイプの店舗を想定した会話です。セットメニューや飲み物のサイズ変更など、テンポの速いやり取りが特徴です。

A(店員)/ B(客)

A: Hi, what can I get for you today?
B: Can I get a number three combo, please?
A: Sure. What size would you like for the drink?
B: Medium is fine. Can I get that with a Coke?
A: No problem. Is that everything for you?
B: Actually, could you add a small order of onion rings to that?
A: Got it. Your total comes to eight fifty. Will that be for here or to go?
B: To go, please.

日本語訳

A:いらっしゃいませ、本日は何になさいますか。
B:ナンバー3のセットをお願いできますか。
A:かしこまりました。飲み物のサイズはいかがしますか。
B:Mサイズで大丈夫です。コーラでお願いできますか。
A:問題ありません。ご注文は以上でよろしいですか。
B:あ、そこにスモールサイズのオニオンリングを追加してもらえますか。
A:承知しました。合計で8ドル50セントになります。こちらでお召し上がりですか、お持ち帰りですか。
B:持ち帰りでお願いします。

聞き取りにくい音の連結(リエゾン)解説

  • What can I get for は「ワッキャナイ・ゲッフォー」のように、canとIがつながり、さらにgetとforも音が連続します。
  • Is that everything は「イズザッ・エヴリシング」のように、thatのtがほとんど消えてeverythingにつながって聞こえます。
  • comes to eight fifty は「カムストゥ・エイフィフティ」のように、eightのtが弱くなりfiftyとつながります。
  • for here or to go は接客英語の定番表現で「フォヒア・オア・トゥゴー」のように早口で発音されることが多いです。ここでの or は弱く短く発音されます。

内容理解の設問

  1. What combo number did the customer order?
  2. What size drink did the customer choose, and what drink was it?
  3. What did the customer add to the order?

解答

  1. Number three.(ナンバー3のセットを注文しました。)
  2. A medium Coke.(Mサイズのコーラを選びました。)
  3. A small order of onion rings.(スモールサイズのオニオンリングを追加しました。)

スクリプト3:アレルギーや好みを伝える注文

料理に含まれる食材について質問し、注文内容を調整する場面です。海外のレストランでは食材の確認をする場面がよくあるため、実践的な言い回しを扱います。

A(客)/ B(店員)

A: Excuse me, could you tell me if the pasta dish contains nuts? I have a nut allergy.
B: Let me check with the kitchen for you. One moment, please.
B: I just confirmed it does not contain any nuts, but it is prepared in a shared kitchen.
A: I see. In that case, I’ll go with the grilled salmon instead. Does that come with any sauce?
B: Yes, it’s served with a lemon butter sauce. Would you like it on the side?
A: Yes, please, on the side would be great.
B: No problem, I’ll let the chef know.

日本語訳

A:すみません、パスタの料理にナッツが入っているか教えていただけますか。ナッツアレルギーがあるんです。
B:厨房に確認してまいります。少々お待ちください。
B:確認したところナッツは含まれていませんが、共有の厨房で調理されています。
A:わかりました。それでしたら、代わりにグリルサーモンにします。ソースは何か付いていますか。
B:はい、レモンバターソースが添えられます。ソースは別添えになさいますか。
A:はい、別添えでお願いします。
B:かしこまりました、シェフに伝えておきます。

聞き取りにくい音の連結(リエゾン)解説

  • could you tell me は「クッジュー・テルミー」のように、dとyがくっついて「ジュー」という音に変化します。
  • check with the kitchen は「チェックウィズ・ザ・キッチン」の部分で、withとtheが弱く連続して発音されます。
  • does not contain any の does not は口語では doesn’t とほぼ同じ音で「ダズン」のように短縮されて聞こえることが多いです。
  • on the side would be great は「オンザサイ・ウッビー・グレイト」のように、wouldのdが弱くなりbeとつながります。

内容理解の設問

  1. Why did the customer ask about the pasta dish?
  2. What did the customer decide to order instead?
  3. How did the customer want the sauce served?

解答

  1. Because the customer has a nut allergy.(ナッツアレルギーがあるためです。)
  2. The grilled salmon.(グリルサーモンを注文することにしました。)
  3. On the side(served separately).(別添えで提供してもらうよう頼みました。)

練習のすすめ方

3本とも、最初は日本語訳を見ながら内容を理解し、次にスクリプトだけを見て自分で音読してみてください。リエゾンの解説で挙げた部分は、実際の会話で聞き取りにくい代表的な箇所です。何度も声に出すことで、耳で聞いたときにも自然に意味が浮かぶようになっていきます。設問は聞き取り後の理解確認として、答え合わせをする前に一度自分の言葉で要約してみると効果的です。

飲食店での注文はパターンが決まっている場面が多いため、ここで扱った表現を土台にして、飲み物のサイズ、支払い方法、持ち帰りかどうかの確認など、関連する言い回しも合わせて覚えておくと、実際の場面でも聞き取りやすくなります。